おばあちゃん

ドラゴンの赤ちゃん、拾いました

1. ある日、森の中♪ 

ましてや生まれたての子猫など、肉食動物に捕まったら、柔らかい肉まんのようにあむ、あむと二口ぐらいで食(た)べられてしまうでしょう。
ドラゴンの赤ちゃん、拾いました

2. 子猫のような鳴き声

――間違いなく、この近くにいる!リューイは確信を持ちました。捜索の手にも力が入ります。リューイは小川の畔に生えている小さな黄色い花をかき分けながら進みました。
ドラゴンの赤ちゃん、拾いました

3. 期待外れ

リューイが白い布をそっと持ち上げてみると、中には子猫とは似ても似つかない、灰色のシワシワな生き物がいました。
ドラゴンの赤ちゃん、拾いました

4. 困った時はおばあちゃんに相談してみよう!

そのときです。急に素晴(すば)らしいアイデアが閃(ひらめ)きました。「そうだ!おばあちゃんにお願いしてみよう!」なんでもっと早く考えつかなかったのでしょうか。おばあちゃんの家で飼(か)ってもらえば...
ドラゴンの赤ちゃん、拾いました

その白い手で

ユストと女王が庭でお茶をしていると、羽根の生えた手の平サイズの二人組がうろちょろし始め...
ドラゴンの赤ちゃん、拾いました

手作りのドールハウス

妖精たちのためにベッドを作ってあげようとクローゼットの中を漁っていたおばあちゃんは、子供の頃に自分が遊んでいたドールハウスを思い出しました。
ドラゴンの赤ちゃん、拾いました

おばあちゃん、凄腕ハンターになる

「んまあ、なんて憎たらしい…」おばあちゃんには、七面鳥のそういうところが許せませんでした。